東京ドキュメンタリー映画祭2018
東京ドキュメンタリー映画祭上映作品 > 小さき声のカノン

上映作品

招待2小さき声のカノン 上映時間114分

12月6日(金)12:00〜上映

二本松市に住む佐々木るりさんは、原発事故の後も福島に止まり、子供たちを放射能の影響から守る努力をしている。幼稚園に全国から支援の野菜が届き、園児の母親たちの間にお手伝いの輪が広がる。一方、チェルノブイリ原発事故を経験したベラルーシでは、低線量の汚染地域で暮らすシングルマザーによる子供の被ばくを避ける取組みを取材する。長編コンペの審査員をつとめる鎌仲監督の長編映画。

<監督の言葉>
『小さき声のカノン』をどうしても作らなくてはならない、 と私を突き動かしたものは、「子どもたちを被ばくから守ることができる」ことを伝えたい、という抜き差しならない思いです。

混沌と矛盾に満ちた現実に一本の糸を通す、それがドキュメンタリー映 画だとしたら、今回の『小さき声のカノン』はまさしくそのような作業をした、という手応えがあります。 被ばくや汚染を認めたくない、差別されたくない人々の心理が利用され、当事者たちが 自ら安全を主張する。東電も政府も責任から逃れ続ける。よじれた現実のただ中で子ども たちを心底守ろうとする母なるものの存在に私は未来をかけたい。原発事故後の世界を生きる母たちのしなやかさ、強さ、その揺らぎや弱さまで含めて、 映画から感じていただきたいと願っています。
(プレスリリースより抜粋)


  • 小さき声のカノン
  • 小さき声のカノン 上映時間114分

    2014年/114分

監督プロフィール

  • 鎌仲ひとみ
  • 鎌仲ひとみ
    映像作家。早稲田大学卒業と同時にドキュメンタリー映画制作の現場へ。90年に文化庁の助成を受けてカナダ国立映画制作所へ。 93年からNYのペーパータイガーに参加してメディア・アクティビスト活動。 95 年の帰国以来、フリーの映像作家としてテレビ、映画の監督をつとめる。 主な映画作品に『ヒバクシャ ―世界の終わりに』(03)『六ヶ所村ラプソディー』(06)『ミツバチの羽音と地球の回転』(10)など。著作に『原発のその先へ-ミツバチ革命が始まる』などがある。