東京ドキュメンタリー映画祭2018

上映作品

長編4『タリナイ』 上映時間93分

12月5日(水)10:00 上映  

  • 1945年4月。ひとりの日本兵が戦地マーシャル諸島で命を落とした。栄養失調による飢えであった。
    亡くなる数時間前まで書かれた日記と遺言は戦後奇跡的に生き残った戦友から遺族のもとへ届けられた。
    2016年4月。74歳になった息子はマーシャル在住歴のある若者3人とともに父が過ごした最期の地をめぐる旅に出た。
    今もなお戦跡とともに暮らす島のひとびと。マーシャル語の中に残る日本語。「タリナイ」が意味するもの。わたしたちが忘れようとしてきた記憶がさまざまなかかたちで問いかけてくる。

    2018年/93分/カラー/日本

監督プロフィール

  • 大川史織(おおかわ・しおり)
    1988年神奈川県生まれ。高校生の春休み、日本統治や被ばくの歴史のあるマーシャル諸島で聞いた日本語の歌に心奪われ、大学卒業後に首都マジュロへ移住。日系企業で3年間働きながら、マーシャルで暮らす人びとのオーラル・ヒストリーを映像で記録。映画『タリナイ』(2018)初監督。映画関連本『マーシャル、父の戦場―ある日本兵の日記をめぐる歴史実践』(みずき書林)編者。