東京ドキュメンタリー映画祭2018
東京ドキュメンタリー映画祭上映作品 > 調査屋マオさんの恋文

上映作品

長編8調査屋マオさんの恋文 上映時間84分

12月5日(木)10:00〜上映

  • 変わりゆく認知症の妻を記録し続ける元調査屋の物語。マーケティング会社を仲間と立ち上げ、猛烈に働くが、いつしか家庭は崩壊。息子の言葉をきっかけに家庭再建を決意する。人生の道筋を縄文に求め、自給自足の生活を開始。米や野菜も調査することで、安定した収穫を得るようになる。そんな折、妻の縫子(ぬいこ)さんが認知症になり、奥さんを調査する傍ら、細やかな介護を始めた。

    <監督より>
    佐藤眞生さん(昭和14年生まれ)は、高度成長期、日本には数少なかった市場調査の会社を起業。日本におけるマーケティングのパイオニアとして走っていた。仕事に明け暮れる日々のなか「お父さん、今度いつ来るの?」という息子のひと言で我に返ったマオさんは、家族の絆を取り戻すことを決意、大阪府茨木市で自給自足の生活を始めた。
    長年連れ添った妻・縫子さん(昭和5年生まれ)に変化があったのは2010年頃。料理教室を開いていた縫子さんが、料理をしなくなった。認知症のはじまりだった。マオさんは、老人ホームに入居している妻の元に毎日欠かさず通い続け、日々変化する妻の言動を記録し続けている・・・。家族を顧みず、仕事一筋に生きてきた元調査屋の男は、日々変わりゆく妻のために何ができるのか。おぼろに浮かび上がる“愛の記録”ともいえる作品です。

    2019年/84分

監督プロフィール

  • 今井いおり
    1978年生まれ。大阪在住。淡路島出身。TVディレクターの傍ら、自主映画活動を行っている。主な作品に劇場公開作『ろまんちっくろーど~金木義男の優雅な人生~』(2014)『ザ・コーヴを見て感動したのでイルカを食べに行く!』(2010)『安もんのバッタ』(2007)など