東京ドキュメンタリー映画祭2018
東京ドキュメンタリー映画祭上映作品 > 記録なのかフェイクなのか?

上映作品

短編1記録なのかフェイクなのか? 上映時間87分

12月2日(日)19:00 上映

  • 『PAKKKKKKKIS(パッキス)』
    『PAKKKKKKKIS(パッキス)』
  • 『PAKKKKKKKIS(パッキス)』 上映時間47分

    新人監督相馬あかりが、携帯ライブや出前ラップで有名な盲目の天才ラッパーPAKKKKKKKISに長期密着取材し、彼の創作の秘密に迫る。
    全盲でありながら、白杖を使わず街々を闊歩してゆくPAKKKKKKKIS氏は、「俺を支えてるのは杖じゃなくてラップなんだよ」と言って憚らない。
    東日本大震災以後は、「お金だけ出して、自分だけぬくぬく生活しているのが嫌になった」と、六本木の高級マンションを出て、路上生活を送っているそうだ。
    次々と襲いかかる試練を乗り越え、身体を張ったパフォーマンスで世界を股にかけるPAKKKKKKKIS氏に批評家も頭が上がらない。
    しかし、そんな彼の視力に疑念を抱く記者が現れ、合同取材を打診してくるあたりから、映画は思わぬ方向に転がりはじめるのだった……
    「視力検査三部作」第一弾。

    2016年/47分/カラー/日本

監督プロフィール

  • 相馬あかり
  • 相馬あかり
    2014年頃より、友人から譲り受けたカメラで実験映像を撮り始める。
    最初期から一貫して「みること」を追求しているが、その挑発的なスタイルが物議を醸すことも多い。
    視力検査三部作として『PAKKKKKKKIS』、『最後に着る服』(2017)、『クリナメン』(2018)がある。
    他に、配信とドキュメンタリーの融合を試みた『ミナの外配信』(2017)、A.I.の問題を扱った『iRon』(2017)等がある。
  • 『YARASE〜フェイクニュースの見破り方〜』 上映時間40分

    全部デタラメ!
    テレビ番組の「ヤラセ」をフェイクドキュメンタリーの手法で描いたコメディー。
    報道番組スタッフのディレクター・万破岩男とAD・堀かなえは番組内の特集枠で放送する婚活詐欺事件を取材していた。しかし事件性は無く取材は白紙に。何としても番組で放送したい万破は事件をでっちあげるべく「ヤラセ」行為に手を染め始める。そんな彼を堀は告発するチャンスを狙っていた…

    2018年/40分/カラー/日本

監督プロフィール

  • 大川晃弘
  • 大川晃弘

    1982年埼玉県川越市出身。映像制作会社に勤め報道やバラエティーなど様々なテレビ番組の制作に携わる。
    本作「YARASE」が監督第1作。地上波の報道番組に携わる傍ら4年がかりで完成させた。