東京ドキュメンタリー映画祭2018
東京ドキュメンタリー映画祭上映作品 > 珍日本カルチャー紀行

上映作品

短編8珍日本カルチャー紀行 上映時間103分

12月11日(火)19:00上映

  • 『タヌキの里のヒミツ』
    『タヌキの里のヒミツ』
  • 『タヌキの里のヒミツ』 上映時間17分

    滋賀県甲賀市。この町は、愛嬌溢れるタヌキの置物で知られ、日本六古窯のひとつに数えられる焼き物の産地である。しかし、滋賀県から遠く離れた一帯に、信楽焼らしき焼き物が大量に散乱しているという情報を耳にした。誰が、何のために人里離れた場所に放置したのか?調査を進めていくと、当時のことを知る証言者との出会いから、あの信楽焼のタヌキから想像も着かないある謎の真相が明らかになっていく。しかし、多くの歴史体験を経てきた彼の証言こそが、今この時代をどのように生き、私たちが何をしなければならないのかを教えてくれる、道しるべとなるだろう。
    本作品は、龍谷大学社会学部コミュニティマネジメント学科の正科目「2017年度コミュニティマネジメント実習-短編ドキュメンタリー作品上映会プロジェクト-」(担当:松本章伸)で、自らが題材を見つけ、取材・撮影・編集を経て完成させた処女作です。

    2017年/17分/カラー/日本

監督プロフィール

  • 川口宗一郎・山田大貴
  • 川口宗一郎・山田大貴
    幼少時から大好きな野球に打ち込んでいた川口宗一郎(福岡県出身)と自然溢れる瀬戸内海でボート部に所属していた山田大貴(愛媛県出身)は、龍谷大学の正科目「映像論」をきっかけに映像の魅力に出逢った。以来、ドキュメンタリー理論と実践を行うゼミに所属し、映像関連企業へのインターンシップやNHKとの共同製作等も経験。お互い負けん気と拘りが強い性格に意気投合。本作は2人が学生時代に得た知識と体験の集大成である。
  • 『がらんどう』 上映時間26分

    誰もが最後に入る箱。その箱を、棺を、めぐる人たちにカメラを向けた。

    2017年/26分/カラー/日本

監督プロフィール

  • 壷内里奈
  • 壷内里奈
    立命館大学3年時からドキュメンタリー制作を始める。機材もほとんど触ったことのない状態で作り始め、映画を作ることの洗礼を受ける。しかし、懲りずに現在は立教大学大学院で、劇映画に精を出している。劇映画に関してはよくふざけているようにしか思えないと言われるが、本当に作りたいものがそこにあるので、心底真面目に作っている。
  • 『ビヨンド・ザ・ファット』 上映時間60分

    本作の監督である今成は太った豊満女性を好むいわゆる“デブ専”である。近年、東京のアンダーグラウンドシーンにおいて豊満女性たちが活躍するイベントやライブなどがあると聞きつけ、今成は単身マイカメラを持ちそこに潜入取材を試みることに。そこには魅惑の豊満女性たちがスポットライトを浴びる非日常空間があった。しかし取材をするにつれ、それぞれが何かしらの葛藤を持つことが分かり、また監督の今成にも心境の変化が訪れる。数年の取材を経て、大きく生活が変動していく出演者たち。彼女たちがそれぞれの活動を経て、たどり着く景色とは一体何か!?

    2018年/60分/カラー/日本

監督プロフィール

  • 今成夢人
  • 今成夢人
    2010年に短編ドキュメンタリー『ガクセイプロレスラー』がバンクーバー国際映画祭など様々な映画祭に招待。2011年よりDDT映像班入り。テレビ番組『DDTプロレス中継 さいたまースラム!』やその他DDTの映像制作全般を手掛けている。劇場公開映画『劇場版プロレスキャノンボール2014』『俺たち文化系プロレスDDT』では助監督を務め、また同グループ内にあるガンバレ☆プロレスには選手として所属している。