東京ドキュメンタリー映画祭2020

上映作品

長編5きりむすぶ 上映時間104分

12月8日(火)14:00~上映

  • 高円寺〜阿佐ヶ谷〜国分寺といったJR 中央線沿線で、40 代半ばになっても定職につかず映画を作り続ける監督「ハナフン」と、舞台や自主映画で活動する女優「ホリ坊」、そして東京に憧れ上京してきたミュージシャンの、10 年以上に渡る交遊を記録する。借金をしたり、アルコール依存症になったり、画面に映るのはどうにもならない日々ばかり。だが、それでも肩を寄せ合い時には奇跡が起きるかのような愛おしい人生の軌跡が、文字通り「きりむすばれ」ていく。

    2020年/104分

監督のことば

『きりむすぶ』は2020年3月中旬に撮影終了。長い自粛期間を経て完成に至る。34歳で何の当てもなく上京してから十数年。「映画にしてくれてありがとう」と遅れてきた青春のモラトリアムの残骸たちが言っている。

監督プロフィール

  • ハナフン(花房慎也)
    岡山県出身、新宿区在住。2020年イメージフォーラム映像研究所専科修了。
    第24回TOKYO月イチ映画祭グランプリ『野方のあの娘』、第12回よなご映像フェスティバル特別賞『LOVE SONG』
  • 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
  • アジアンドキュメンタリーズ