コロナ禍のロックダウンで家に隔離された父親(監督自身)が、息子との関係を修復すべく、率先して風呂に入れ、髪を洗う物語。悲願の長男が生まれ溺愛する父の想いとは裏腹に、幼い息子は母親への愛着を強めていく。中国の伝統的な考えに縛られた父は、感情の爆発や男尊女卑的な態度をとるなど、子育ての失敗と反省を繰り返すが…嫉妬し、世話を焼けば焼くほど空回りしてしまう父と、家族のささやかな日常がユーモラスに描かれ、笑い、泣きながら、親子の互いの成長が見えてくる。
◎舞台挨拶
▶︎12/3(火)16:55の回 上映後
ビデオメッセージ:カン・シーウェイ監督
▶︎12/7(日)10:00の回 上映後
登壇:カン・シーウェイ監督