舞踏の世界

舞踏を記録した映画の特集。2021年にも上映されたダンスユニットが、地中海のマルタ島を舞台に踊る『後背・地』。万城目純による《PERFORMATIVE LYFE》シリーズの最新作『鳩の沐浴 Ablutions』。2006年の「大野一雄100歳の日」の様子や、その前年のジョナス・メカスと監督のヴィルジニ−・マルシャンの日本の旅を描いた『てんかん症のオペラ舞踏』の3本を上映。

◎舞台挨拶
▶︎12/13(水)16:35の回 上映後
 登壇:万城目純監督
 ビデオメッセージ:ヘイケ・セルザー&アナ・ベーア監督

 

音とリズム

技能五輪全国大会に出場する技術者たちの見事な腕さばきを捉えた『産業革命史』。大阪万博から半世紀を経て、ある大学で蘇ったバシェの音響彫刻の再演『音と形 -Sound and Structure-』。パンクバンドと売れっ子ピアニストを同時期に追った『オール・ザ・グレース』。三者三様の音とリズムが、スクリーンの上で跳躍する。

◎舞台挨拶
▶︎12/13(水)14:05の回 上映後
 登壇:岩田隼之介監督、柴田誠監督、ジュリアン・ビアバン・レヴィ監督

“まちの記録”をつむぐ

60年代から80年代を中心に松本市で撮影された8mmフィルムを広く公募し、多世代の市民や学生、地元アーティストと協働し上映する様子を描いた地域映画『まつもと日和』。福岡県の商店街の一角で一度は手放した「活版印刷」を取り戻し、かつての職人技を今に伝える『KUMU 日々を組む』。古きものを未来へと繋ぐ、温故知新の2作品。

◎舞台挨拶
▶︎12/13(水)10:00の回 上映後
 登壇:三好大輔監督
 メッセージ:児玉公広監督、田村さえ監督
▶︎12/18(月)12:00の回 上映後
 登壇:児玉公広監督、田村さえ監督、三好大輔監督

奇妙な外国語、フランス語

パリ第8大学の授業「フランス語講座」に監督のカメラが密着する。シリアやスーダン、アフガニスタンなど、自国で学業を続けることが困難な学生たちが、個性的な二人の教師に見守られ、言語の理解のみならず、フランスで幸せに生きていくための心構えやユーモア、エスプリなどを学んでいく様子が生き生きと描かれる。

◎舞台挨拶
▶︎12/13(水)12:10の回 上映前
 登壇:ニシノ マドカ監督
▶︎12/16(土)16:50の回 上映後
 登壇:ニシノ マドカ監督