人類学・民俗映像4

🏆人類学・民俗映像部門コンペティション グランプリ(宮本馨太郎賞)

ポルトガルの民族音楽学者マーゴット・ディアスがモザンビークで行ったフィールドワークの資料を元に、監督が現地を再訪。残された資料からマーゴットの経験を再構成し追想することで、過去・現在・未来を繋ぐ映像人類学の価値や意義が示唆される。監督・マーゴット・モザンビークの人々の、視線や思いが重なり合う1作。

◎舞台挨拶
▶︎12/14(木)17:10の回 上映後
 ビデオメッセージ:カタリーナ・アウヴェス・コスタ監督
▶︎12/20(水)9:40の回 上映後
 ビデオメッセージ:カタリーナ・アウヴェス・コスタ監督

 

人類学・民俗映像3

中国東北部で撮影された、シャーマンによる憑依儀礼。霊的体質の女性に向かって、霊的存在が何者かを探りながら何時間も対峙するシャーマンの儀式は圧巻。シャーマンの歌う神歌の旋律や歌詞から、この土地の民間信仰の力強さを実感できる。儀礼の始まりから終わりまでを記録した驚嘆の2時間半。

人類学・民俗映像2

アフリカとオセアニアの精神世界に迫る2作品。『ナマラリ』は、伝統的な洞窟壁画で知られる西オーストラリアのアーティスト、ドニー・ウーラグッジャの活動を20年にわたって記録する。ベナンの精霊ヴォドゥンに対する人々の祈りと生活を記録した『ケノウ村の祭祀』では、精霊と少女の結婚や、霊が宿る人形と婚姻関係を結ぶ男性、災厄を避ける祈りなどを描く。

◎舞台挨拶
▶︎12/14(木)14:45の回 上映後
 登壇:ニーク・ニコラス監督、Herma Darmstadtさん(『ケノウ村の祭祀』プロデューサー)
 ビデオメッセージ:ティム・ママリー監督
▶︎12/20(水)13:30の回 上映後
 ビデオメッセージ:ティム・ママリー監督

 

人類学・民俗映像1

ロシアの少数民族チュクチを、異なるアプローチから描いた2作品。海獣の狩猟を生業とし、自然との共生や食を通した彼らの生と死の循環を、シャーマンの儀礼音楽をバックに強い画でみせる『ピブロクト』。ツンドラの伝統的生活を離れることによるアイデンティティの喪失や高自殺率の問題を、ある男とその家族の劇的なシーンで描き出す『ディタッチド』。