佐渡島にある海辺の小さな集落、北鵜島。その素朴さと美しさに魅了された、英国ウェールズ出身の監督が10年にわたり東京からかの地へ通い、人々と風土を記録する。中世から続く神事「車田植」などの風習や、山海の恵みと厳しさと共に生きる人々の知恵や精神に触れるなかで、監督は故郷ウェールズでの思い出や、海洋学者だった父の最期に思いを馳せる。さまざまな歴史や記憶が重なり、やがて鮮やかな人間賛歌へと結実していく。
◎舞台挨拶
▶︎11/30(土)12:40の回 上映後
登壇:岩崎祐監督
▶︎12/9(月)14:20の回 上映後
登壇:ジョン・ウィリアムズ監督