東京ドキュメンタリー映画祭2022

上映作品

長編1東京大空襲 上映時間108分

12月10日(土)10:00 / 12月20日(火)11:50

  • 長編作品

    ペーパー・シティ 上映時間80分

    1945年3月の東京大空襲から77年。『ペーパー・シティ』は、大空襲の生存者たちの証言の記録映像にとどまらない。彼ら彼女らの反戦の思いが、2015年の安保法制への反対行動につながる様を描く。海外の資本を得て、映像美で魅せる傑作。下町の呉服屋の2代目が、空襲と家族の記憶を振り返る短編『遺言』を併映。

    2021年/80分

監督のことば

初めて東京大空襲について学んだ時、たった一夜で10万人もの人が命を落としたいう、言葉を失うような事実を知りました。「歴史上もっとも破壊的な空襲」であったにも関わらず、東京の街にはその跡がほとんど残されていない、ということです。生存者は生きているのだろうか。語り継ぎたくなかったのだろうか。それとも、忘れてしまいたかったのだろうか。私は生存者の方々に連絡を取ることを決めました。オーストラリア人の私は、彼らに警戒されてしまうのではないかと不安でしたが、3人の生存者の方が当時の記憶や経験を語ってくれました。

監督プロフィール

  • エイドリアン・フランシス

    1974年オーストラリア生まれ。メルボルン大学、ドキュメンタリー映画専攻を卒業。15年前から東京を拠点に活動。短編ドキュメンタリー『Lessons from the Night』はサンダンス映画祭でプレミア上映、2010年ベルリン映画祭のTalent Campusに招待された。初長編映画『Paper City』はメルボルン・ドキュメンタリー映画祭では2つの賞を受賞し、さらに2つの賞にノミネートされた。


  • 「遺言」 〜呉服店 二代目が七十六年、思い続けること〜
    「遺言」 〜呉服店 二代目が七十六年、思い続けること〜
  • 併映作品

    「遺言」 〜呉服店 二代目が七十六年、思い続けること〜 上映時間28分 *短編部門ノミネート作品

    『「遺言」 〜呉服店 二代目が七十六年、思い続けること〜』は時代の証言者の半生とその記憶の中にある歴史をとりあげる。下町を生きた男による街の姿の変化や戦争の記録、戦後日本を取り上げる語りは文化・風俗・商業・戦災といったキーワードで興味深い情報を含む。それらが昇華される最後の一市民の未来への発言は圧巻だ。

    2022年/28分

監督のことば

出演されている平澤さんから「僕の遺言を撮影してくれないだろうか」という電話を頂いたのは2021年の夏の終わり。無碍には断りにくい話ではあるものの当初は適当に撮ってササッと仕上げて...などと考えながらインタビュー撮影を始めるといつの間にか自分もカメラマンの佐々木さんもその「遺言」の気迫と内容に完全に圧倒されていました。この映像作りの旅はその瞬間からスタートしました。

監督プロフィール

  • 清水亮司
  • 清水亮司

    1961年生まれ、映像制作会社テレコム・ジャパンを経て、1991年ロボット入社。映像ディレクター/クリエイティブ・ディレクターとして展示映像、TVCMなどを手がける。ミツカンミュージアムMIM 映像総合演出(映文連経済産業大臣賞受賞)岐阜県 関ケ原古戦場記念館シアター映像総合演出(映文連部門優秀賞受賞)ACC賞, ADC賞などTVCMの受賞歴も多数。

  • 芸術文化振興基金
  • 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
  • エトノスシネマ
  • アジアンドキュメンタリーズ