東京ドキュメンタリー映画祭 in OSAKA
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上映作品

特別1ワタシタチハニンゲンダ! 上映時間114分

2月27日(月)14:25

  • ワタシタチハニンゲンダ!
    ワタシタチハニンゲンダ!
  • ワタシタチハニンゲンダ! 上映時間114分

    2021年春、名古屋入管でスリランカ人女性のウィシュマさんが33歳の若さで死亡した事件がメディアに衝撃を与えたことは記憶に新しい。戦時中に行われた朝鮮人の同化政策、戦禍に巻き込まれた在日朝鮮人の生活権利を巡る闘争、外国人技能実習生の環境や難民に対する入管の対応などに問題の根を伸ばして描く、日本の不寛容と未来を問う人々の姿を見つめる作品。



    ◎舞台挨拶
    ▶︎2/27(木)14:25の回 上映後
     登壇:髙賛侑監督

    2022年/114分

監督のことば

公権力とはかくも血も涙もないものなのか。外国人であれば「不法滞在者」呼ばわりし、家族離散や死に追いやることもいとわない。私は国家による排外主義のために苦しむコリアン、技能実習生、難民等の証言を聴く過程で驚愕し、戦慄し、何度も涙を流した。「この事実を世に知らしめなければ」という思いで撮影を続けた。いまは、本作品が非人道的な外国人差別制度の根絶を求める国内外の世論の高揚のために一助となることを切望している。

監督プロフィール

  • 髙賛侑(コウ・チャニュウ)
  • 髙賛侑(コウ・チャニュウ)

    朝鮮大学校卒。朝鮮関係月刊誌『ミレ(未来)』編集長を経てノンフィクション作家。2015年、ライフ映像ワーク設立、代表。自由ジャーナリストクラブ理事。ルポ『旧ソ連に生きる朝鮮民族』で部落解放文学賞(記録文学部門)受賞。2019年、ドキュメンタリー映画『アイたちの学校』監督(キネマ旬報文化映画ベスト・テン。日本映画復興奨励賞受賞)。

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