東京ドキュメンタリー映画祭2021

上映作品

長編ベイウォーク 上映時間90分

3月5日(土)12:05~上映、3月9日(水)10:00~上映

  • マニラ有数の観光地でホームレスの寝床でもあるベイウォーク。作者はそこで眠る一人の日本人と出会った。事業の失敗で全てを失い何年もここにいると言う男を撮影する一方、第二の人生を求め高層マンションを購入したもう一人の日本人にもカメラを向け始めるが…。マニラの喧騒に流れ着いた男たちの、葛藤のルポルタージュ。

    ◎舞台挨拶
    ▶︎3/5(土)12:05の回 上映後
    ▶︎3/9(水)10:00の回 上映後
     オンライン登壇:粂田剛監督

    2021年/90分

監督のことば

前作『なれのはて』が完成した時、ようやく作品になってホッとしたと同時に、多少の割り切れなさが残った。それは、作品に入りきらなかった多くの人たちのこと。彼らのことをどうする?もう一本作るか?でも『なれのはて』と同じことをしても…悩んだ挙句、“地を這う男”と“天空で暮らす男”を対比させて見せることを思いついた。そして『ベイウォーク』という作品になった。彼らの人生、彼らの選択は、観客のみなさんにはどう映るだろうか? 

監督プロフィール

  • 粂田剛
    愛知県生まれ。フリーの助監督として数々の劇映画に参加する一方で、テレビ番組のディレクターとしても仕事を続ける。主な演出作品に『フランケンシュタインの誘惑 クローン人間の恐怖』(NHK BSプレミアム)、『珍盤アワー 関根勤の聴くメンタリー!』(BSフジテレビ)『ザ・ノンフィクション シフォンケーキを売るふたり』(フジテレビ)などがある。2020年「なれのはて」で第3回東京ドキュメンタリー映画祭長編部門グランプリ&観客賞受賞。
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