東京ドキュメンタリー映画祭2018
東京ドキュメンタリー映画祭上映作品 > 森と農のある暮らし

上映作品

短編3森と農のある暮らし

12月1日(日)14:00〜上映

脱資本主義的な暮らしを指向し、パーマカルチャー(自己維持可能な農業)を実践するスペインとイギリスの共同体を描く『ユートピア』。自閉症患者や障がい者を受け入れ、蜂飼いを通して生きることの価値を問う『ビューティフル・ビーキーパー』。生活と家庭を抱えながら、インドネシアのカリマンタンで森林保護活動をする人たちを取材する『森の守り人』など、森と農をテーマにした3作品が集結。

  • ユートピア
    ユートピア
  • ユートピア 上映時間27分

    イギリスのワイト島、そして、スペインのマリナレダ村。そこには資本主義的な生き方に疑問を持っている人々がいる。『ユートピア』は彼らとの対話を通して、『幸福』の真の居場所を探っていく...それはイデオロギーのなかに存在するのか、周りの環境が決定するものなのか。

    2019年/27分

監督プロフィール

  • 梁貴恵
  • 梁貴恵
    大阪生まれ、奈良育ち。ロンドン大学クイーンメアリー ドキュメンタリー制作科修了。在学中より、移民やダブル/Mix-raced、"他と違う生き方"を選んだ人々の物語を好んで制作している。卒業制作でもある本作品「ユートピア」はこれまでに、London CineFest(英)、Strano Film Festival (伊)、Rural FilmFest (西)、Benicia Film Festival (米)、The Hague Global Cinema Festival (蘭) など各国の映画祭で上映作品に選ばれた。日本では今回が初上映。
  • ビューティフル・ビーキーパー きれいな蜂飼い 上映時間25分

    障がい者の雇用と養蜂をテーマにしたドキュメンタリー。
    人はみつばちから何を学び、感じるか。
    みつばちと生きる、きれいな蜂飼い。

    2019年/25分

監督プロフィール

  • きたむらゆうじ
  • きたむらゆうじ
    映像ディレクター。広告、MV の映像を中心に活動。 1984年8月14日生まれ。長野県岡谷市がルーツ。豊かな自然に囲まれて育つ。音楽/手しごと/民藝/珈琲/山を好む。
    https://yujikitamura.studio.design/
  • 森の守り人 ~ イサムの場合 ~ 上映時間53分

    インドネシア中央カリマンタン州の環境NGO「FNPF」は、スタッフの多くが過去に違法伐採など森を破壊する仕事をしていた地元住民。彼らは、山火事の消火活動や植林活動などを通して、かつて自分たちが破壊していた森の再生に取り組んでいる。
    その中の1人イサムは、子育てに悩むシングルファーザー。森での暮らしが息子に孤独を強いていることを気に病むイサムは再婚に向けて動き出す。森の守り人“イサム”の生き方にも焦点を当てた、環境&ヒューマンドキュメンタリー。

    2019年/53分

監督プロフィール

  • 中井信介
  • 中井信介
    93年よりフィリピンのスラム街や米軍基地跡の写真を撮り始め、雑誌などで発表する。96年アジアウェーブ賞受賞。99年よりアジアの基地問題や環境問題をテーマにテレビ報道や映画制作に取り組む。「がんばれ!ファンセウル」国際人権教材奨励事業AWARD(2006年)。「ナナイの涙」座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル入賞(2010年)、福井映画祭審査員特別賞(2010年)。「空に溶ける大地」(2013年)「森をふたたび」(2018年)『地方の時代』映像祭奨励賞。
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京  Tokyo Tokyo FESTIVAL