東京ドキュメンタリー映画祭 > 上映作品 > そしてイスラの土となる〜日系キューバ移民の記録
上映作品
長編3そしてイスラの土となる〜日系キューバ移民の記録 上映時間80分
12月10日(土)14:30 / 12月20日(火)16:15
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1910年代、サトウキビ農園労働者として多くの日本人がキューバへと渡った。移民たちは、戦時中の強制収容、キューバ革命などをのりこえ、激動の20世紀を懸命に生き抜いていく。「最後の日系キューバ移民一世」といわれた島津三一郎や日系二世らが、異郷の島(イスラ)から故郷日本への思いを語る。
◎舞台挨拶
▶︎12/10(火)10:00の回 上映後
▶︎12/20(火)16:15の回 上映後
登壇:鈴木伊織監督
2021年/80分
監督のことば
昔からそうなのですが、教科書に載るような大文字の歴史よりも、名も無き人々による小さな歴史の方に惹かれます。スペインからの独立に始まり、アメリカによる半植民地の時代を経て、革命を機に社会主義国家へと変貌するという大転換を繰り返した20世紀キューバ史の中で、小さなコミュニティに過ぎなかった移民達はどう生活を営み、考え、行動したのか…彼等の心情に寄り添い、そして何かを感じ取っていただければ幸いです。
監督プロフィール
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鈴木伊織
1964年、埼玉県に生まれる。日本映画学校卒業後、主に文化・教育分野のTVドキュメンタリー、企業PR等多数製作。’90年代半ばより、自主製作によるドキュメンタリー作品の製作も開始。近作にベトナム戦争で使用された枯れ葉剤による障害者家族を追った『トアとトゥオン〜ベトナム戦争の子ども達』がある。