東京ドキュメンタリー映画祭2022
東京ドキュメンタリー映画祭上映作品 > 高校生たちのエモーション

上映作品

短編3高校生たちのエモーション 上映時間89分

12月11日(日)16:25 / 12月21日(水)16:50

甲子園を目指し全国から集まった北海道小樽・北照高校の野球部員たちに待ち受ける運命を描く『北照ドキュメンタリー2021【誇り】』。 わずか4人で「走れメロス」を題材にした劇を上演する島根の分校の演劇部員が起こした奇跡の物語『走れ!走れ走れメロス』。部活に打ち込む高校生と顧問の先生との間で繰り広げられる、想像のはるか上をゆく青春ドラマ。



◎舞台挨拶
▶︎12/11(日)16:25の回 上映後
登壇:森田浩行監督、折口慎一郎監督

  • 北照ドキュメンタリー2021【誇り】
    北照ドキュメンタリー2021【誇り】
  • 作品1

    北照ドキュメンタリー2021【誇り】 上映時間36分

    2018年2019年甲子園連続出場の誇りを胸に2021年の夏を戦い切った北照高等学校野球部。三年生達の目線から野球留学の是非や甲子園への想いに迫る。彼らの最期の夏を追ったドキュメンタリー作品。

    2022年/36分

監督のことば

2020年にコロナで甲子園がなくなった北照高等学校野球部ドキュメンタリーの2作品目になります。甲子園がなくなったという明確なテーマがあった前作とは違い、今回は今話題になっている野球留学や部員の人数過多というテーマについても描いています。高校野球に関わる方はもちろん、高校野球よく知らない方にも見て頂いて、北照野球部の取り組みの素晴らしさを知って頂きたいとの想いで作り上げた作品です。

監督プロフィール

  • 森田浩行
  • 森田浩行

    テレビの音声マンとして活躍する一方、企業等の動画撮影、編集として多様多種の作品を手掛けている。2020年コロナ禍にてドキュメンタリー作品『北照高等学校野球部 2020【繋がり】』を制作。北海道映像コンクール2021にて短編部門最優秀作品賞を受賞。同年、全国地域映像団体協会 映像コンテスト番組部門 最優秀作品賞 受賞(総務大臣賞)。

  • 作品2

    走れ!走れ走れメロス 上映時間53分

    全校生徒70名。島根県にある最も小さな公立高校の分校で、4人の男子生徒が演劇を始めた。「走れメロス」を題材にした芝居で、高校演劇の地区大会に挑戦するも、新型コロナウイルス感染症により無観客での開催に。県大会にも進出できず、誰にも見てもらえないまま歩みを止めると思われたメロスは、思わぬ方向へと走り出して…。コロナ禍であらゆる活動が制限される中、演劇に初めて触れた少年たちの姿を追いかけた。

    2022年/53分

監督のことば

新型コロナウイルス感染拡大により、あらゆる活動が制限された。統廃合の対象になったこともある分校で、「不要不急」とされた演劇に取り組む高校生の姿は、「経済的・合理的か」「生きる上で必要か」で物事が線引きされがちな時代に、あらためて「豊かさとは何か」を問い掛ける。また高校生の躍動は「コロナ禍でも青春は奪えなかった」ことを示し、自粛が求められた当時の世の中への反抗のようにも映る。

監督プロフィール

  • 折口慎一郎
  • 折口慎一郎

    1988年生まれ、広島県安芸高田市出身。京都大学大学院理学研究科生物学専攻(人類進化論)修士課程修了。地方新聞社や医薬系業界紙の記者として活動しつつ、大学在学中から映画制作に取り組んでいる。

  • 芸術文化振興基金
  • 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
  • エトノスシネマ
  • アジアンドキュメンタリーズ