東京ドキュメンタリー映画祭2020
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東京ドキュメンタリー映画祭について

ごあいさつ

「東京ドキュメンタリー映画祭」の大阪上映が復活します!
2023年・2024年の12月に東京で行われた「東京ドキュメンタリー映画祭」から、受賞作品を中心に、話題を呼んだ作品をベストセレクションとして上映。劇場での上映機会が少ない作品や、当映画祭の特徴のひとつである「人類学・民俗映像部門」の作品も多数セレクトしました。忘れてはならない社会的テーマや、世界各地の貴重な習俗の記録に劇場で触れられる貴重な機会。多彩なドキュメンタリー作品が、みなさまの知的好奇心を刺激し、さらなる世界への関心が深まる機会となることを願っています。

佐藤 寛朗 (プログラマー)

東京ドキュメンタリー
映画祭とは?

東京ドキュメンタリー映画祭は、雑誌とWebでドキュメンタリーの情報発信を手掛ける任意団体「neoneo編集室」のメンバーが中心となり、2018年から開催されているドキュメンタリー専門の映画祭です。年に一度、「長編」「短編」「人類学・民俗映像」の各部門の公募によるコンペティション上映や、世相やドキュメンタリー映画の歴史を意識した特別上映を行います。また近年は、受賞作品やお客様の支持を得た作品を中心に、大阪でも「東京ドキュメンタリー映画祭inOSAKA」を開催しています。現在、映画祭事務局は「neoneo」メンバーのほか、ドキュメンタリー映像文化の発展と活性化を願う「志」を持ったボランティアにより運営されています。

映画祭の運営指針

ドキュメンタリーは事実の記録がベースであり、森羅万象のあらゆる問題を描き得る表現です。そしてドキュメンタリー映画祭は、作家による現実の様々な描写を通して、この社会を考える機会となる役割を持っている、と私たちは考えています。
しかしながら、ドキュメンタリーは社会的に繊細な題材を扱うことも多く、映画祭の実施・運営にあたっては、作品の選定を含め、人間の尊厳や社会的公正に慎重な考慮が求められることを当然の姿勢として考えます。私たちは、出品作家、観客、スタッフの誰もが安心し、安全に参加できる映画祭を実現するため、以下の指針を定め、運営しています。

<東京ドキュメンタリー映画祭 運営指針>

  • 1:あらゆる暴力、ハラスメント行為の禁止
    私たちは、暴言や暴力、性的関係の強要、知識・経験の差や権力勾配を利用した精神的抑圧を含む、あらゆるハラスメントを持ち込まない。
  • 2:差別の禁止
    私たちは、国籍や性別、役職、経験、年齢、ジェンダー、宗教、障がいなどを理由にした差別を行わない。
  • 3:他者の尊厳の尊重と、民主的な議論
    私たちは、他者の尊厳を踏みにじることも、自身の尊厳を犠牲にすることもしない、合議による運営を重視する。
  • 4:慣習のアップデート
    私たちは、自分たちの持つ立場を濫用したり、権力的に利用したりせず、伝統や慣習、社会の動きを日々見つめ、改めるべきところは改める姿勢を持ち続ける。
  • 5:再発の防止と振り返り
    私たちは、自分たちが過ちやミスを犯した時にはそれを認め、至らぬことを正すことを恐れず、再発防止のための学びや振り返りを忘れずに運営する。

開催概要

【日程】
2025年3月8日(土)~3月14日(金)
【場所】
大阪シアターセブン
【形態】
2023,2024東京上映のベストセレクション形式
1日4回上映、計24プログラム
「長編コンペティション」10プログラム
「短篇コンペンティション」3プログラム
「長編+短編コンペティション」3プログラム
「人類学・民俗映像部門 コンペティション」6プログラム
「特別上映」2プログラム
【主催】
neoneo編集室
【後援】
一般財団法人 宮本記念財団
【協賛】
エトノスシネマ、芸術文化振興基金助成事業
【協力】
カナザワ映画祭

映画祭に関する問い合わせ

メールアドレス:tdff.neoneo@gmail.com

  • ※上記アドレスもしくは「問い合わせフォーム」よりご一報ください。
    折り返し、運営担当者よりお返事を差し上げます

郵便物等の送付先

neoneo編集室(東京ドキュメンタリー映画祭事務局)
〒162-0801
東京都新宿区山吹町344 第三英晃ビル5F ギンロク内
担当:佐藤
    • 芸術文化振興基金助成事業
    • エトノスシネマ