東京ドキュメンタリー映画祭 > 上映作品 > ペーパー・シティ
上映作品
長編3ペーパー・シティ 上映時間80分
2月26日(日)10:00
-
長編作品
ペーパー・シティ 上映時間80分
1945年3月10日未明、米軍の無差別爆撃により10万人以上の死者を出した東京大空襲。その事実に驚いたオーストラリア人監督が、証言の記録にとどまらず、生存者たちの反戦への思いが、2015 年の安保法制への反対行動につながる様を描く。
(*長編部門コンペティション 観客賞)
◎舞台挨拶
▶︎2/26(日)10:00の回 上映後
オンライン登壇:エイドリアン・フランシス監督
2021年/80分
監督のことば
初めて東京大空襲について学んだ時、たった一夜で10万人もの人が命を落としたいう、言葉を失うような事実を知りました。「歴史上もっとも破壊的な空襲」であったにも関わらず、東京の街にはその跡がほとんど残されていない、ということです。生存者は生きているのだろうか。語り継ぎたくなかったのだろうか。それとも、忘れてしまいたかったのだろうか。私は生存者の方々に連絡を取ることを決めました。オーストラリア人の私は、彼らに警戒されてしまうのではないかと不安でしたが、3人の生存者の方が当時の記憶や経験を語ってくれました。
監督プロフィール
-
エイドリアン・フランシス
1974年オーストラリア生まれ。メルボルン大学、ドキュメンタリー映画専攻を卒業。15年前から東京を拠点に活動。短編ドキュメンタリー『Lessons from the Night』はサンダンス映画祭でプレミア上映、2010年ベルリン映画祭のTalent Campusに招待された。初長編映画『Paper City』はメルボルン・ドキュメンタリー映画祭では2つの賞を受賞し、さらに2つの賞にノミネートされた。