東京ドキュメンタリー映画祭 > 上映作品 > 霧が晴れるとき
上映作品
長編5霧が晴れるとき 上映時間80分
2月26日(日)13:50 / 3月3日(金)12:30
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第2次世界大戦中、死者6000人を超える激戦でありながら、戦後は忘れ去られたアリューシャン列島アッツ島・キスカ島の戦い。日米の遺族や島の先住民アリュート人にとって、この戦いはどんな意味を持つのか。残骸の眠る現地訪問や、奇跡的な交流を通してみえてきた“終わらない物語”を、10年の歳月をかけて描く。ナレーションは長谷川博己。
(*長編部門コンペティション 準グランプリ )
◎舞台挨拶
▶︎2/26(日)13:50の回 上映後
登壇:小川典監督
▶︎3/3(金)12:30 の回 上映後
登壇:小川典監督、平野晃弘さん(プロデューサー)
2020年/80分
監督のことば
「98歳の女性の元に、夫が眠るキスカ島の花が67年ぶりに届いた」。全ての始まりは、2009年に目にした新聞記事でした。この作品を通して、“忘れられた戦争”と言われるアリューシャンの戦いの詳細…。「戻ることが許されない」キスカ島・アッツ島に今なお残る傷跡…。亡くなった人たちの痕跡を辿り続ける遺族たち…。歴史に翻弄され、故郷を失った人々…。そんな知られざる物語に、光を当てることができればと願っています。
監督プロフィール
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小川典
ニューヨークで映画制作を学び、以降様々な映像作品を手掛ける。現在はTVのドキュメンタリー番組を中心に制作。これまでの作品に、『Quarter(クォーター)』(2009年)、『霧が晴れるとき』(2020年)、『星は見ている』(2022年)など。