東京ドキュメンタリー映画祭 > 上映作品 > 目の見えない白鳥さん、アートを見にいく
上映作品
長編9目の見えない白鳥さん、アートを見にいく 上映時間107分
2月28日(火)14:30 ※特別先行上映
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全盲の白鳥建二さんの趣味はアート鑑賞。「全盲でもアートを見ることはできるのかも」と美術館を訪れるうちに、いつの間にか「自由な会話によるアート鑑賞」という独自の方法を編み出した。アートを巡り旅をする白鳥さん。彼の姿に、偶然の出逢いがもたらす可能性と、アートが持つ力を見出すことができるだろう。
©︎ALPS PICTURES
◎舞台挨拶
▶︎2/28(火)14:30の回 上映後
オンライン登壇:三好大輔監督、川内有緒監督
2022年/107分
監督のことば
白鳥さんはロックな人だ。自分らしさを真ん中に置き、自分の足で歩いていく。ジャズっぽいという人もいる。確かに彼は、言葉という楽器を鳴らし、行き交う人とセッションを楽しむ。いや、私たちの誰もがそうだ。日常を重ね、誰かと出会い、時間を過ごす。友人となる人もいれば、二度と会わない人もいる。出会って、別れ、また出会う。分かりえない寂しさを抱えながら、分かりたいと願い続ける。そんな普通の人生にイエスと言おう。
監督プロフィール
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三好大輔、川内有緒
三好大輔(左):
大学卒業後、映像制作会社を経て独立。癌を患う友人の記録がRTV特集で好評に。08年東京藝大講師。地域映画を全国に広げる。震災後信州に移住。15年アルプスピクチャーズ設立。映画を中心に映像制作を行う。
川内有緒(右):
アメリカ、フランスなどを拠点に国際協力分野で働いた後に、フリーランスの物書きに。現在はノンフィクション作家として活躍。著作に『目の見えない白鳥さんとアートを見に行く』『空をゆく巨人』ほか。