東京ドキュメンタリー映画祭 > 上映作品 > 私はおぼえている
上映作品
長編8私はおぼえている 上映時間160分
12月10日(木)10:00~上映
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鳥取県内の高齢者を対象に人生を振り返ってもらい、映像とオーラル・ヒストリーで市井の人々の生活史を記録する「現時点プロジェクト」。 8人の語りが編集され、映画としてかたちになったのが本作。家族との思い出や土地に根差した暮らし方や戦争体験といったそれぞれの個人的な記憶が結びつき、いつしか土地の記憶、さらに大きな歴史の物語への広がりが感じられてくる貴重な記録。
2020年/160分
監督のことば
私たち「現時点プロジェクト」は、市井の人々の生活史を映像で記録しています。どんな人のどんな人生も語り伝える価値があるという考えのもと、鳥取県内の高齢の方を対象に人生を振り返っていただき、そのオーラル・ヒストリーを記録し公開してきました。この『私はおぼえている』は、今までに記録した8名の方々の語りを編集し、映画としてまとめたものです。ひとつにまとめることで、家族との思い出や土地に根ざした暮らし方、そして戦争体験といった個人的だったそれぞれの記憶が結びつき、土地の記憶やもっと大きな歴史へと広がっていくのを感じられるのではないでしょうか。誰かの普通の人生の、なんでもない瞬間のことに耳を傾けてみてください。いつか消えてしまうその前に。監督プロフィール
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現時点プロジェクト
「現時点プロジェクト」は波田野州平・河原朝子・池口玄訓・上所俊樹・野口明生・中山早織の6人で構成される、鳥取を拠点に活動する記録集団です。日常の中にある小さな驚きや、忘れられていた大切なことを発見し、写真・文章・映像で記録して、出版・展示・上映・祭など様々な方法で公開しています。いつもの暮らし、いつもの風景に価値を見出し、消えてしまうその前に現時点に生きる私たちで残していきます。