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上映作品
短編11文化映画レボリューション
12月10日(木)14:30〜上映
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作品1
その先に、火を灯して 上映時間34分
全国各地に今も残る様々な祭り。しかし、担い手の高齢化や後継者不足により、その伝統が消えかけているものも多々ある。そんな時代の中、愛知県西尾市で行われている「三河一色大提灯まつり」にカメラを向けるとわが町の誇りを守るために奮闘する人々の姿が見えてきた。360年もの間、一年に一度、この地域を見渡し、照らしてきた色鮮やかな大提灯とともに、地域の歴史や伝統を守ることの意義について考える。2020年/34分
監督のことば
愛知県西三河地方を中心に毎年郷土の祭礼や文化を映像で記録し続けていると、そのなかに各地域の今の姿などを見ることができます。過疎化、少子高齢社会などの課題を抱える地域にとって文化の役割とはなにか?それぞれの故郷を思い浮かべて見てもらえたらと思います。監督プロフィール
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上西将寛
1988年愛知県知立市出身、2011年愛知大学文学部卒。映像ディレクター。 地元西三河を中心に、地域に残る祭礼・郷土芸能の現状をはじめ、団地住民の暮らしなど地域課題をテーマにしたドキュメンタリーを制作している。 これまで、江戸時代より受け継がれる知立山車文楽の担い手を追った『十畳半の文化遺産』や、住民の半数以上が外国人の団地を見つめた『私と団地』などを制作。
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作品2
剣道 La Voix Du Sabre 上映時間60分
フランスで剣道を学んだ青年マティアス・ガベルが、鹿児島から稚内まで日本を縦断し、剣道に携わる様々な人々を訪ねる。防具や木刀の製造職人から警察官、剣道の教師やサークル主宰者、剣道漫画の作者に至るまで、幅広く話を聞くことによって、身近な武術でありながら顧みられることの少ない剣道の、まさに「剣」の「道」とは何か、という問題が、実践者との出会いや歴史の考察を通じあらためて見えてくる。2019年/60分