東京ドキュメンタリー映画祭2022

上映作品

長編いっしょ家 上映時間99分

12月11日(月)12:00 / 12月16日(土)14:40

  • 🏆長編部門コンペティション 観客賞

    福井県越前市にあるデイサービス「いっしょ家」では、お年寄りや発達に特性のある子ども、障がいのある人などが集い、スタッフと共にひとつ屋根の下で過ごしている。それぞれが思い思いの時を過ごす「いっしょ家」の日常を見つめながら、インタビューを交え、この“共生の空間”が利用者に果たすそれぞれの意味を、ていねいに追っていく。

    ◎舞台挨拶
    ▶︎12/11(月)12:00の回 上映後
     登壇:宮下浩平監督
    ▶︎12/16(土)14:40の回 上映後
     登壇:宮下浩平監督、池田あゆみさん(「いっしょ家」代表)

    2023年/99分/日本

監督のことば

多様性という言葉が声高に唱えられるようになって久しいけれど、私の暮らす東京から遠く離れたこの北陸の地で、多様な人々の共生が自然に楽しく実践されている様を私は目の当たりにしました。日々移ろいゆく自然に触れ合いながら、いっしょ家の皆さまはいつも笑っていました。いっしょ家にとってはあたりまえの何気ない日常が、私にはとても新鮮で豊かなものに映り、見ているだけでこちらも癒されるようでした。

監督プロフィール

  • 宮下浩平

    1982年富山県生まれ。大学在学中に建築を学ぶ傍ら自主映画制作に関わる。制作グループ第七詩社にて8ミリフィルムによる制作活動を行う。近年は特別養護老人ホーム等、福祉施設の撮影を継続的に行なっており、地域社会における施設という場の可能性や、共生の在り方について探求している。今作が初長編監督作品となる。