東京ドキュメンタリー映画祭2022
東京ドキュメンタリー映画祭上映作品 > 今のほうが その続き

上映作品

長編今のほうが その続き 上映時間92分

12月1日(日)18:40 / 12月10日(火)11:50

  • 大阪・吹田市にある元学生寮で、30年にわたり子どもたちに英会話やミュージカルを教えてきた女性がいる。だが建物は老朽化し、趣味で買った機織り機が埋もれていた。そこにかつての教え子たちが集い、まちづくりの拠点として再生を試みる。やがて現れたのは、家業を継ぐことに悩むうどん屋の青年。機織りに興味を持った彼も、驚きのアクションを起こしてゆく。2019年の本映画祭でグランプリを受賞した今井監督による、人と人、人と街が紡ぐ“思い”の物語。

    ©︎ちょもらんま企画

    ◎舞台挨拶
    ▶︎12/1(日)18:40の回 上映後
    ▶︎12/10(火)11:50の回 上映後
     登壇:今井いおり監督

    2024年/92分/日本

監督のことば

ミュージカルを習っていた子供達が大人になり、教え子達が先生の身の回りを再生させようとするドラマチックな題材に、心を踊らせながら撮影しました。
そしてある青年との出会いが、作品に深みを持たせてくれました。

でもそれだけでは、映画にはできませんでした。

数年後、再度撮影を始めました。
よしこストンぺアさんの「ナキノ」という曲にある「今のほうが その続き」という歌詞を頼りに、今が一番若くて尊いというメッセージを映画に込めました。

監督プロフィール

  • 今井いおり

    1978年 兵庫県淡路島生まれ。大阪在住。
    2008年『安もんのバッタ』が中之島映画祭にてグランプリ
    2014年『ろまんちっくろーど~金木義男の優雅な人生~』劇場公開
    2019年『調査屋マオさんの恋文』が東京ドキュメンタリー映画祭グランプリ受賞。劇場公開

  • 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
  • 芸術文化振興基金助成事業
  • エトノスシネマ