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上映作品
特別Yokosuka1953 上映時間106分
12月7日(日)16:15 上映後トーク 木川剛志(監督)×松崎まこと(映画活動家)
今年4月に急逝した佐藤充則監督と、今年8月に逝去した当映画祭スタッフ澤山恵次を偲び、彼らが愛し、上映に力を込めた過去のグランプリ作品を特別に上映します。
上映後はゲストトークもあります。
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Yokosuka1953 上映時間106分
1947年、戦後の横須賀に日本人の母と外国人の父との間に生まれた木川洋子(Yoko)は、当時の過酷な状況のなか、養子縁組でアメリカに渡り、母との離別を余儀なくされた。母はどのように生きたのか、SNSをきっかけに、彼女のルーツ探しが始まった。横須賀〜アメリカ〜八王子をたどる、奇跡的ともいえる出会いの旅の記録。
2021年/106分/日本
監督のことば
木川洋子さんの境遇を自分の母親に話しました。きっと驚くと思っていたのですが「昔はそうだったからね」と普通のことのように母は受け止めました。これが私には衝撃でした。母は満州生まれ。私は祖母、母のことを知っていたようで実は何も知らなかったのです。この映画制作は彼女たちの時代を知り、理解するための時間でした。戦後混乱期に壮絶な生活をしていた女性と子供たち。それを知るきっかけとなる映画にしたかったのです。
監督プロフィール

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木川剛志
1976年京都市上京区上七軒界隈生まれ、滋賀県大津市育ち。祖父が映画会社大映の大道具だったことから、日本映画に興味を持って育つ。本職は都市計画と観光映像を専門とする大学教員。福井市出身の俳優津田寛治を監督として起用した「カタラズのまちで」のプロデューサーをつとめたことをきっかけに映画製作を始める




