東京ドキュメンタリー映画祭2022

上映作品

長編贈り物 上映時間96分

12月2日(月)14:45 / 12月9日(月)16:20

  • 日系カナダ人のノリコは、幼少期に住んでいた家を売却することになり、故郷である長崎へと向かった。彼女は家の整理の過程で、被爆者であり30年前に亡くなった母・ミツコの過去へと思いを馳せていく。生前、過去について語ることのなかったミツコだったが、協力者と出会ううち、やがてミツコの“秘密”が明らかになってゆく。カナダ人のレべスク監督が、端正な美しい映像とともに日本の「負の記憶」と向き合っていく。

    2024年/96分/カナダ/原題:OKURIMONO

監督プロフィール

  • ローランス・レべスク

    Laurence Lévesque
    2019年に短編ドキュメンタリー『Port d'attache』制作。同作品はVisions du Réelで入選、RIDMで最優秀短編映画賞を受賞し、ケベック・シネマガーラの最優秀短編映画賞にノミネートされた。2022年、大学の修士課程を卒業し、物語様式のドキュメンタリーについて考察した修士論文がフィリップ・メナール賞を受賞。本作は初の長編映画。

  • 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
  • 芸術文化振興基金助成事業
  • エトノスシネマ