東京ドキュメンタリー映画祭2022

上映作品

長編俳優病 上映時間87分

12月2日(月)16:55 / 12月8日(日)14:30

  • 30年以上のキャリアを持つ俳優・谷本進のひとり芝居に密着した『DieAter』シリーズの藤本監督の最新作。近年は体調を崩し、精神的にも不安定となり表舞台から消えていた谷本は、なぜ7年ぶりに俳優への本格復帰を志したのか。そして、なぜまた一人芝居なのか。迫真の稽古を近い距離で捉えたカメラが、鬼気迫る谷本の表情の奥にある、虚実の被膜をえぐり出す。

    2024年/87分/日本

監督のことば

高校生の頃。地元のライブハウスでとある劇団の芝居を見た。その芝居には"生"があった。鮮烈で、圧倒的で、熱くそして息苦しさのある、"生"。その劇団で座長を務めていたのが「谷本進」だった。あれから20年以上の時が経ち、彼の映画を世に出すことが出来た。出来上がったのは作品からは、圧倒的に"生"を感じられると思う。是非"劇場"で体験してください。

監督プロフィール

  • 藤本純矢

    大学で臨床心理学を専攻(中退)。 2011年より映画興行会社にて4年間勤務、2018年に長編自主製作映画を初製作。現在も就業しながら主にドキュメンタリー映画の製作を続け、本作が6作品目。

  • 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
  • 芸術文化振興基金助成事業
  • エトノスシネマ