東京ドキュメンタリー映画祭 > 上映作品 > 家族の問題 K-Family Affairs
上映作品
特別家族の問題 K-Family Affairs 上映時間90分
12月2日(月)14:45 / 12月13日(金)16:25
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家族の問題 K-Family Affairs 上映時間90分
政府高官の父親と、社会活動家の母親を持つ監督は、自らもパク・クネ弾劾やMe too運動など激動に揉まれた青春を送るうち、両親にカメラを向け始める。かつて民主化運動の旗手だった「386世代」の両親の本音はどこにあるのか? 娘の問いに向き合う家族愛を描きながら、個人史と韓国現代史が重なる貴重なセルフドキュメンタリーを日本初上映。
◎舞台挨拶
▶︎12/13(金)16:25の回 上映後
登壇:ナム・アルム監督
2023年/90分/韓国
監督のことば
父の公務員としての制約により、私は抗議活動に参加することを控え、母のフェミニストの理想に感銘を受けながらも、それに従うことができませんでした。この映画は、前世代の努力を批判することと擁護することの境界線を縫って、政治的な発言を求める私の想いを反映しています。この映画が、明日の民主主義を築くための会話を巻き起こすことを望んでいます。
監督プロフィール
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ナム・アルム
Nam Arum
韓国ソウル出身のドキュメンタリー監督。韓国芸術総合学校でドキュメンタリー映画制作の修士号を取得。フェミニストの母親の物語を描いた短編ドキュメンタリー『Pink Femi』を監督し、パンデミック中には日本人監督らと共同で『Teleporting』を監督し、 東京ドキュメンタリー映画祭2023で上映。『家族の問題 K-family affairs』は、初の長編ドキュメンタリーである。